授業連携
月面で植物を育てよう!
新潟県・新潟県柏崎市立比角小学校
- 小学校
- 小5
- 理科
概要
全授業を通した指導目標
水や空気の無い宇宙では植物は栽培できないが、発芽・成長の条件さえ整えれば、植物を栽培することができる。実際に宇宙で植物を栽培している様子(実験等)を教えていただき、リアリティをもたせるとともに、発芽・成長の条件の理解を確かなものにする。
対象
小学5年生 3クラス 87名
授業連携日
2021年10月4日、5日、7日
科目・単元
植物の発芽と成長
授業連携
授業連携前
・植物が発芽する条件(水・空気・適当な温度)について知る。
・種子のつくりと養分について知る。
・植物が成長する条件(日光・肥料)について知る。
授業連携日
2021年10月4日、5日、7日
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
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導入 5分 |
・漫画「宇宙兄弟」で植物を栽培している様子を紹介する。 | スライドを使用し、説明する。 | |
展開 (35分) |
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①ISSで植物を栽培している様子について知る。 | JAXAから説明していただく。 | ||
②月や火星で植物を栽培する計画があることを知る。 | |||
③宇宙での植物栽培について、具体的にどのような実験が行われているのかを知る。 | |||
④発芽と成長の条件が整えば、宇宙でも植物が栽培できることを確認する。 | ・タブレットを使用し、「月での栽培計画」「宇宙で栽培しやすい野菜」などを調べている子がいた。 | ||
⑤栽培施設を考え、空想レベルでデザインする。 | ・自由に考えてよいので、楽しそうに取り組んでいた。 | ・栽培施設のデザインについて、具体例(昨年度の児童の作品)を交えながら説明する。 | |
まとめ 5分 |
・活動を通しての感想を交流。 JAXAの方から、まとめの挨拶をしていただく。 |
JAXAの方から、まとめの挨拶をしていただく。 | |
講師:鈴木 圭子(JAXA宇宙教育センター)
授業連携後
・宇宙で植物を栽培するための「栽培施設」を、空想レベルでデザインする。
授業の感想・メモ
- ・宇宙で野菜を育てることは大変で、宇宙飛行士は努力していることを初めて知りました。
・大人になったら宇宙ステーションに行ってみたくなりました。宇宙でやってみたいことがたくさんあって、わくわくします。
・インターネットで調べてみたら「宇宙で育てやすい野菜」があることを初めて知りました。
・必要な条件をそろえて考えることができました。特に水は、再利用して使えるようにしました。
・LEDが日光の代わりになることを知りました。特にこだわったのは、水と肥料を一緒にあげる装置です。
・植物を育てる装置を考えるのが楽しかったです。将来、本当に実現したらいいな、と思いました。