授業連携
Project LoM! ~Live on the Moon!~
学校法人角川ドワンゴ学園 N・S高等学校
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- 探究
- その他
概要
全授業を通した指導目標
火星移住と健康をテーマに新しい技術アイディアの企画を考える。 プロジェクトを通じて、未知の課題に対する想像力が備わり、地上の災害時の対応力も身につけること。 ゴールは未知のものへの対応力や、好奇心や冒険心をもって挑戦を行える人材になること。
対象
高校1~3年生 βクラス 300名
実施期間
2021年4月21日~2021年6月30日
総時限数
56コマ(各コース毎)、2800分(各コース毎)
関連科目
探求、その他
構成表
日付(時間) | 授業内容 |
---|---|
4月 ※JAXA授業連携日は4/23。 |
21日(100分)- 導入(プロジェクト内容を理解・宇宙箱舟ワークショップ) 23日(100分)- JAXA講演 26日(100分)- 宇宙に関する知識のインプット・宇宙百科事典の制作 28日(100分)- 事典制作の続き・共有会準備 |
5月 |
7日(100分)- 百科事典共有会・企画の方向性検討 10日(100分)- 課題の発見・整理 12日(100分)- ペルソナの具体化・深堀り 14日(100分)- 作業 17日(100分)- 企画コンセプトの考案 19日(100分)- 企画コンセプトのブラッシュアップ・意見交換会準備 21日(100分)- 意見交換会・振り返り 24日(100分)- アイディア具体化・実現可能性 26日(100分)- 利用者の感情変化・作業タイム 28日(100分)- 作業・中間発表準備 31日(100分)- 中間発表 |
6月 ※JAXA授業連携日は6/28。 |
2日(100分)- 中間評価・管制官ゲーム 4日(100分)- 中間評価フィードバック・企画の修正と改善 7日(100分)- 企画した技術アイディアを地上課題の解決策を練る 9日(100分)- 作業・意見交換会2 準備 11日(100分)- 意見交換会2・振り返り 14日(100分)- 作業 16日(100分)- 作業 18日(100分)- 作業 21日(100分)- 作業・最終発表準備 23日(100分)- 最終発表会 25日(100分)- プロジェクト振り返り 28日(100分)- ゲストプレゼン 30日(100分)- 異能vation応募 |
授業連携詳細
4月23日 実施内容
講師:三枝 博(宇宙アドバイザー協会)、鈴木 圭子(JAXA宇宙教育センター)
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
---|---|---|---|
導入 (10分) |
司会挨拶、プロジェクト振り返り | ZOOMでの実施。チャットで活発にコメントをしていた | 当日の進行、プロジェクトの振り返りから今後の課題のヒントを得るよう周知 |
展開 (85分) |
第一部講演 ・JAXAのお仕事について ・JAXA宇宙教育センターについて 第二部講演 ・人は何故宇宙を目指すのか ・宇宙からの脅威 ・月面について 質疑応答 |
JAXAのこと・人工衛星の話、講演を聞くことで宇宙を身近に感じられた様子。 質疑応答は、課題のヒントになるような質問を生徒が行っていました。 |
講演の運営 チャットの盛り上げ 質疑応答の対応 |
まとめ (5分) |
司会より挨拶 | 司会からの挨拶 |
授業の感想・メモ
- 授業終了後の満足度アンケートでは満足度96.9%となり、生徒にとって非常に学びにつながる講演となった。 現在の技術面での課題や地上の課題を通して、ヒントを得られたというコメント得ることができ、制作への意欲やモチベーションにつながった。
6月28日 実施内容
講師:三枝 博(宇宙アドバイザー協会)、鈴木 圭子(JAXA宇宙教育センター)
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
---|---|---|---|
導入 (10分) |
司会挨拶、 プロジェクト振り返り、 審査員紹介 |
生徒の発表機会を増やすため、ZOOMを2つに分けて実施。発表チームは合計26チーム。 | |
展開 (75分) |
全8チームの発表 (生徒発表5分→講評1分〜1.5分のサイクル) 審査 各賞発表 |
50チームの中からエントリーし、選出された8チームが挑戦。 発表やモックアップを見て、刺激を受けていた |
発表後のゲスト講評の運営 審査対応 |
まとめ (15分) |
終了の挨拶 | 終了の挨拶 |
授業の感想・メモ
- 3ヶ月の集大成となるゲストプレゼンで堂々と発表していた。講評・賞をいただくことで生徒の自信につながった。
プロジェクトについて
全体の感想
- プロジェクトを通じて成長が見えた。アイディアを出せるようになった生徒や、ディスカッションやブレストなどを通じてコミュニケーションの難しさを実感した生徒などもいた。
当初設定した目的に対する生徒の達成度について
- ゴールは未知のものへの対応力や、好奇心や冒険心をもって挑戦を行える人材になること。
→未知の課題に対してもいずれのチームもしっかり企画を仕上げ、プレゼンを行った。 様々なアイディアを模索する過程で好奇心も充分に養えたと感じている。
その他の感想
- JAXAとの授業連携ができて、生徒に大きな刺激を与えることができました。とても質の良い教材にすることができ、感謝の念が絶えません。ありがとうございました。