授業連携
身近な宇宙をみつけてみよう
兵庫県・神戸市立横尾中学校
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概要
全授業を通した指導目標
はやぶさ2などのJAXAの取り組みや宇宙開発がどのような形で自分たちに恩恵を与えているのかを知ることで、宇宙を身近に感じられるようにする。
対象
中学1~3年生 11クラス 328名
授業連携日
2021年12月15日
科目・単元
環境
授業連携
授業連携前
現代の科学技術の進歩について教科書に紹介されているものやパソコンを使って調べてみる。
授業連携日
12月15日
時間配分 | 学習内容・活動 | 児童・生徒の様子 | 教師の役割・活動 |
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導入 50分 |
・本時の課題の確認。 ・JAXAに取り入れられている技術が身近に活用されている例の提示。 ・講師紹介 ・JAXAがかかわっている宇宙技術の説明。 |
・技術活用の例として野球のスパイクを見せた際に興味を示した。 ・たくさんの宇宙技術について、自分なりに理解しようと傾聴していた。 ・質問に対しても挙手をするなど意欲的に取り組んでいた。 |
・Teamsを活用して全校生徒へ配信準備。 ・本時の課題を伝え、活用例の1部を紹介。 |
展開 35分 |
・具体例12個にこれまで活用してきた宇宙技術の何がどのように利用されているか考える。 ・個人で考えたことを出し合い、具体例の1つの技術についてグループで意見をまとめる。 ・それぞれのグループでまとめた内容を発表する。 |
・個人で取り組んだ時にも、様々な角度から技術を見つけようとしていた。 ・1つの技術について話し合い、まとめた。また、時間に余裕のあるグループは、他の例についても十分に考察できていた。 ・3つのグループの代表者が発表した。 |
・会話ができていないグループに声掛けを行い、発表ができるように準備させる。 ・発表する際には、グループを指名するなど、進行補助。 |
まとめ 10分 |
・具体例12個に利用されている技術についての解説。 ・今後の宇宙開発について説明。 ・感想記入 |
・解説を聞きながら、メモを取っていた。 ・静かに本時の振り返りをした。 |
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講師:鈴木 圭子(JAXA宇宙教育センター)
授業連携後
これから先、宇宙旅行が現実となったときにどんな技術があったらいいと思うか考えてみる。
授業の感想・メモ
- JAXAで活用されている技術はとても多く、難しいと感じる生徒が多かったように思う。しかし、その全てが小学校からの学習の積み重ねであることがよく分かった。また、多くの生徒がこんなにも身近に宇宙にかかわる技術があるとは思っていなかったようで、初めて知ったと自分自身の知識を深められてよかったと感想に残しているほど、貴重な授業となった。