教員研修

理科部研修会テーマ『月と宇宙~新学習指導要領の新領域について 子どもたちが楽しく学ぶために~』

東京都・武蔵村山市公立小学校教育研究会

概要

全研修を通した趣旨

新しい教材である「月と太陽」を足がかりに「宇宙」についての教材・資料の紹介。こどもたちにとって魅力ある授業づくりについて考える。

対象

市内小学校教員 21名

期間

平成20年9月10日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
120分
講義
21名
講義(40分)
「宇宙教育センターの活動の紹介」
「月と太陽」の授業の導入教材の紹介
「月は何に見える?」
「月の海」
講師:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)
演習
演習(30分)
月と地球の大きさのちがいは?・・プラスティックの球体を使って
月と地球との距離
講師:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)
講義
講義・教材教具の紹介(50分)
かぐやからの映像(地球の入りなど)
月の表面・・・クレーターのできかた 
3D画面の地表の地図
その他 宇宙からの情報を小学校の教材にいかす
色と光の話
質疑応答
講師:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)

東京都・武蔵村山市公立小学校教育研究会

第1回目/全1回『授業記録シート』

実施日
9月10日
合計時間
120分
参加数
21名

<今回の授業の指導目標>
新しい教材である「月と太陽」を足がかりに「宇宙」についての教材・資料の紹介。
こどもたちにとって魅力ある授業づくりについて。

時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(40分)
○「宇宙教育センターの活動の紹介」

○「月と太陽」の授業の導入材の紹介
 「月は何に見える?」
普段耳慣れない「JAXA」の活動が教育現場にも大変大きな援助をして下さっていることを知り、とても嬉しかった。また大きな可能性を感じた。
色々な国によって月のかげの見え方が違うということが分かり、子どもたちの興味を惹きつける良い教材だと感じた。
演習
(60分)
○月と地球の大きさのちがいは?・・プラスティックの球体を使って

○月と地球との距離
・子供と同じ視点で実際にクイズ形式で予想を立てたりしたが、なかなか予想が立たず迷いながらも楽しんで活動できた。
月までの距離を1億分の1の模型を使ってリアルに感じることができ感動した。また、人工衛星やかぐやの位置や遠心力によって落ちないように計算された位置にいるということに驚いた。
講義
(40分)
「宇宙活動の成果を教育に利用する」
○かぐやからの映像(地球の入りなど)
○月の表面・・・クレーターのできかた 
○3D画面の地表の地図
○その他 宇宙からの情報を小学校の教材にいかす
○色と光の話
○質疑応答
・宇宙は全教科と関連していることに気付いた。

・どの画像も鮮明で迫力のあるものだった。

・宇宙の教材素材が理科の地層の分野や環境などの授業にも活かせることを知った。
3D画像の資料については、川によって山が削られる所がよくわかって子どもに役立つと感じた。

子どもたちが日常生活の中で自然に触れている現象である「光」についても掘り下げていくと とても面白く また大きく広がっていくことを感じた。こんな話を子どもたちに聞かせてあげたらどんなに喜ぶだろうとワクワクした。
私たち教員がどん欲に また興味を持って学んでいくことが 子どもたちに伝える情報の幅を広げていくことになると痛感した。

東京都・武蔵村山市公立小学校教育研究会

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