教員研修

選択課題研修会 理科・地学テーマ『授業力を高める観察・実験研修会(1)』

埼玉県・埼玉県立総合教育センター

概要

全研修を通した趣旨

PISA調査や本県(埼玉県)の学習状況調査の結果から、「分かりやすく、おもしろい」授業、「思考力・表現力を高める」授業を実践できる指導力に優れた教員を育成することが喫緊の課題である。
そこで本研修会では、先端科学の研究や充実した理科教育に取り組んでいる埼玉大学およびJAXA宇宙教育センターと連携して講座を実施し、理科教師の「授業力」を高めることをねらいとする。

対象

小学校教員8名、中学校教員6名、高等学校教員9名、特別支援学校教員7名 合計30名  

期間

平成20年8月20日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
240分
演習
30名
物理Bコース「減圧の不思議とシリンジロケット他」(180分)
1.実習「真空実験」(70分)
2.実習「シリンジロケットと熱気球」(80分)
3.協議「授業での活用について」(30分)
 講師:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)
昼食
講演
地学A・Bコース共通「宇宙の不思議」(60分)
  講演「宇宙の不思議」
 講師:平林 久
(JAXA宇宙教育センター長)
支援:宮原 有香・二ノ宮 裕美・藤沢 宏美

埼玉県・埼玉県立総合教育センター

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月20日
合計時間
240分
参加数
30名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
実習・協議
(180分)
・シリンジで簡易真空装置をつくり、それを用いて気圧変化を測定する。水の沸点や風船の体積の変化などを観察し、気圧との関係を考察する。

・シリンジロケットや直径2~3mの熱気球を製作し、飛ばすとともに、飛行原理を考察する。
・児童が興味を持ち、意欲的に学習に取り組める教材とその活用方法を教えていただきました。早速やってみたいと思いました。

・講師の話し方がとても良く、引き込まれていくようだった。

・気球を飛ばす実験は、大きく迫力があって良かったです。学校の授業でぜひ取り組んでみたい。
講演
(60分)
・太陽系、銀河系、さらにより深遠の宇宙について学ぶとともに、この宇宙にわたくしたちが存在するまでの壮大な意義と歴史を考察する。
・宇宙について、たくさんの画像を用いて詳しいお話をしていただき、とても勉強になりました。理科を教えるものとして、最新の科学に常に目を向けておきたいと感じました。

・科学の進歩に大変、驚かされました。現在の技術で撮影された銀河の写真や電波で捉えたものが見られて感激しました。

埼玉県・埼玉県立総合教育センター

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