教員研修

尼崎市立教育総合センターテーマ『演習を通して授業力向上を目指した中学校理科の授業づくり』

兵庫県・尼崎市立教育総合センター

概要

全研修を通した趣旨

対象

市内小中学校教員 25名

期間

平成21年8月10日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
01
120分
講義
25名
『宇宙を使った教材の活用について』
演習
月の満ち欠け
プラスチックの性質
吸熱反応について
空気の重さについて
講師:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)
支援:宮原 有香・伊藤 和哉

兵庫県・尼崎市立教育総合センター

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月10日
合計時間
120分
参加数
25名

 

時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(70分)
1.新学習指導要領に対応した宇宙教育教材についての紹介
 ・月の見え方ー月の形記録シールを使った月の満ち欠けの観測(演習)
 ・太陽系と地球ー太陽系にある各惑星と地球を比較して考える。
 (太陽系の誕生から、各惑星の大きさ、質量等比べ)

2.日食の観察について
 ・皆既日食の様子(宇宙衛生ひまわりから見た様子)
 ・各地域の木漏れ日観察の様子
・授業にすぐに使える教材を用意していただいているので、すぐに活用していきたい。

・惑星の大きさ、距離関係がとてもよくわかった。教室にあった大きさの教材を使うことが大事だと改めて思った。

・ていねいにイメージを持てるように話をしていただいて、宇宙のことがよくわかった。
・やはり宇宙の教材については、JAXAの研修が一番わかりやすい。

・「日食」というタイムリーな話題もよかった。
演習
(50分)
3.プラスチックの性質について
 ~身近なペットボトルを使って、プラスチックの性質を学ぶ~
 ・ペットボトルのふたと本体の断片を水に浮かべてみる。
 ・燃やしてみて、違いを見る。

4.吸熱反応について
 ラムネ菓子を使って吸熱反応の実験
 ・ラムネ菓子をすりつぶして、手の中に水に入れ体感する。
 ・ビーカーに入れ、デジタル温度計で温度を測ってみる。
 ・重曹やクエン酸や尿素を水に入れて、デジタル温度計で温度を測ってみる。
・新しく開発されている教材を紹介していただき、生徒の興味を引きそうで、よかったと思う。

・実際の授業で使える身近な素材を紹介していただいたことは一番の勉強になった。

・今後の理科の授業や理科クラブに利用できるものだった。
・常に子どもたちにいかに理科に対する興味関心を引かせるかという観点で教材を用意してもらっているので、毎回好評の研修である。

・研修に来られた学校の教員は、全員シリーズ化をのぞんでいる。

・時間が短く、実験などの演習の時間が少しなくなってしまったのが残念だった。

兵庫県・尼崎市立教育総合センター

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