教員研修

理科部会研修会テーマ『宇宙を教材として生かす』

東京都・八王子理科部会

概要

全研修を通した趣旨

相模原市立博物館にある天体望遠鏡などを使用して、天体に関する講義を行っていただき、全国の私立小学校教員の天文分野の知識を深めるため。

対象

中学校教員(51名)、小学校教員(2名)

期間

平成22年8月26日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
300分
講義
53名
「あかつき」に係る宇宙の最新情報についての講義
講師:大月 祥子
(JAXA宇宙科学共通基礎研究系 宇宙航空研究員)
講義
「宇宙教育の活用について」
講師:遠藤 純夫
(JAXA全国中学校理科教育研究会 顧問)
支援:立元 恵

東京都・八王子理科部会

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
8月26日
合計時間
300分
参加数
53名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(90分)
 研修会テーマ                「宇宙探索の最新情報を知る」

「あかつき」に係わる宇宙の最新情報
講師 大月 祥子 宇宙航空研究員
 現場の研究員の方から直接、お話を聞け、また、大月研究員の夢に溢れ、さっそうと解説される姿に、あこがれた新規採用教員もおりました。みな、話を食い入るように聞き、質問も活発に行われました。
 生徒に話をすることにおいても、自分の興味・関心においても、大変有意義な時間となりました。
 日本の科学力の進歩とJAXAの今後の活躍を今後も応援しようという気持ちが強くなりました。
見学
(90分)
 JAXAの施設および展示物の見学と解説
 2班に分かれて施設を見学し、人工衛星のデモ機の組み立ての様子やH2ロケット、「いとかわ」や「アカツキ」「イカロス」の模型の解説を伺いました。どのようにして、地上で宇宙の様子を再現(?)し、事前に万全な予備実験をするか・・・ご苦労が伺えました。
 施設を回りながらたくさんの質問が出て、とても時間が足りなくなりました。中学校の理科教師が宇宙や日本の技術力に高い関心を持っていることが伺えました。
講義・演習
(180分)
 研修テーマ
「宇宙を題材とした教材開発」

講師 遠藤純夫 JAXA顧問
 金星の様子を中心に講義をいただき、多くの方々が日本中あちらこちらで興味を持って天体観測に取り組んでいる姿を知りました。また、地球と月の大きさの比較を実際の球体を用いて知る機会が持てました。その後行われた実習では各自工夫をこらして取り組んでいました。
風見鶏でロケットの構造に気づかせいただきました。これはすぐに授業で活用できます。
 まず、興味を引きつける知識の豊富さと教育に関する真摯さに感激しました。
 実習では明けの明星と宵の明星の位置関係をつかむ模型づくりが楽しかったです。

東京都・八王子理科部会

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