教員研修

科学実験実習講座テーマ『学校教育への宇宙の活用について』

石川県・小松市教育センター

概要

全研修を通した趣旨

宇宙について「最新の宇宙情報」や「学校教育への宇宙の活用」についての講演を聞くことで、宇宙を身近に感じ、普段の授業に生かせるようにする。
また、実験を通してより科学を身近に感じてもらうこともねらいとしている。

対象

小学校教員19名、中学校教員10名

期間

平成22年7月21日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
150分
講義
29名
『有人宇宙活動を中心とした宇宙の最新情報』
講師:山口 孝夫
(有人宇宙環境利用ミッション本部 有人宇宙技術部 有人宇宙技術開発グループ グループ長)
講義・実習
『学校教育への宇宙の活用について』
講師:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)
「光」をテーマに、葉はなぜ緑なのかなどLEDを使った実験
指導:遠藤 純夫
(全国中学校理科教育研究会 顧問)
支援:伊藤 和哉

石川県・小松市教育センター

第1回目/全1回『研修会記録シート』

実施日
7月21日
合計時間
150分
参加数
29名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義・見学・実技・演習
(60分)
「宇宙での生活と宇宙飛行士の資質」
と題して、実際に宇宙飛行士になるにはどうしたらよいのか、宇宙飛行士に必要な資質とは何か、宇宙でこういう問題が起きたらどうするのか、といった現場の先生方からの疑問や質問を受ける形で講座が行われた。
・自分が知りたかったことを質問する機会を与えていただき、受講してとてもよかった。
・今回の両内容とも興味深いもので、子どもたちにもぜひ知らせたいと思った。
・最先端の技術開発の中で仕事をされている方のお話を聞けて、よい機会になった。
・子ども達なら、さらに宇宙への好奇心や探究心が強くなるのではないかと思った。
・宇宙を考えるとき、神秘的で自分にとって遠い存在だと思っていたが、今日の講座で考えが一変した。
・若田さんのシャトル内での実際の映像が、参加者の目を引いていた。やはり、実際の画像があるととても良い。
・参加者からの感想にもあったが、事前に会場からの質問を拾っていく形式であることを知らせておけば、もう少し質問の幅が広がったようにも感じた。
講義・見学・実技・演習
(90分)
「学校教育への宇宙の活用について」
と題して、KU-MAの遠藤先生に講演いただいた。
KU-MAの宇宙教育についての考え方を講演いただいた後、LED光源を用いた実験を行った。「葉っぱはなぜ緑色なのか?」ということを実験を交えながら教えていただいた。
・LEDや植物を使った実習は、興味を持てるものであった。
・専門家の講義により、様々な視点で現象を観察する重要性、たのしみながら学ぶことについてもう一度認識することができた。
・具体的で、思わず声が上がりそうな発見や面白さがあった。今後の授業に役立てたい。
・何事も人柄が大切であること、身近なものに目を向けてしっかり観察することが大切であるとよく分かった。
・講義ばかりでなく、実際に手を動かせ、実験できる場があるというのは非常に良いと感じた。
・ただ、時間の関係上、実際に実験を行う時間が短くなったのが残念であった。
・科学実験実習講座と銘打っているので、もう少し実験にかける時間が長い方がよいように感じた。参加者の方々も実験を目的に来られている方もいるようである。

石川県・小松市教育センター

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