教員研修

岡山県総合教育センター 理科観察,実験基礎研修講座

岡山県・岡山県総合教育センター

概要

全研修を通した趣旨

小学校、中学校、高等学校を通じた理科の内容について理解を深め、科学技術の進展に応じた専門知識を習得するとともに、経験豊富な理科の教員から観察、実験等の指導に必要な実験技能を習得することによって、理科担当教員としての指導力の充実と資質の向上を図る。

対象

小中高等学校、中等教育学校、特別支援学校理科担当者 22名

期間

平成27年6月26日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
345分
講義、実習、協議
22名
・JAXA宇宙教育センターの紹介と宇宙教育について
講師:小島 彩美(JAXA 宇宙教育センター)
・講演「イプシロンロケット開発(製作)について」
講師:井元 隆行(JAXA イプシロンロケットプロジェクトチーム)
・科学衛星運用・データ利用ユニット科学データ利用促進グループ、RESTEC、島根大学連携の探究プログラムの演習
講師:藤島 暢子(RESTEC)、高須 佳奈(島根大学 地域学習支援センター)、増田 宏一(JAXA 科学衛星運用・データ利用ユニット) 
・紹介された教材全般についての協議・意見交換

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『研修会記録シート』

実施日
6月26日
合計時間
345分
参加数
22名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(45分)
JAXA宇宙教育センターの紹介と宇宙教育について
講師:JAXA 宇宙教育センター 小島 彩美
・宇宙教材を授業にとりいれるときに、このようなバリエーションがあることを知ることができ、参考になった。
・JAXAとの連携方法について知ることができた。
・JAXAが様々な教材を準備していることが知ることができよかった。
講義
(95分)
「イプシロンロケットの開発」について
講師:JAXA イプシロンロケットプロジェクトチームサブマネージャー 井元 隆行
・ロケット開発に向けての熱い思いが伝わってくる話だった。
・ロケット開発について、報道されている部分だけではない、様々な話を知ることができた。
・夢を持ち、それに向かって努力する大切さを再確認できました。
・技術者の話は専門的で興味もわきましたが、人間としての苦労や喜び,生き方についてとても共感しました。
講義
(30分)
「かぐやが解き明かした月のひみつ」
講師:RESTEC 藤島 暢子
・月探査機「かぐや」の探査結果が、このように一般でも使えるということをはじめて知れることができた。
演習
(90分)
「月長期滞在ミッションの最適地を探そう」
         
講師:JAXA科学衛星運用・データ利用ユニット
主任開発員 増田 宏一
講師:島根大学 地域学習支援センター
副センター長  高須 佳奈
・「かぐや」のデータを授業で活用する方法について考えることができた。
・「協働的な学び」について知り、考えるきっかけになった。
・3Dムーンナビについては、時間内でうまく活用することができなかった。
・今日の演習をどのようにアレンジして授業で使おうかと考えることも楽しい演習だった。
協議
(30分)
研修全体を通して
・JAXAは、難しい研究機関というイメージがあったが、子どもたちに分かりやすく、宇宙を身近に考える教材を準備していることを知って、今後の授業づくりに役立てたいと思った。
・小中高の異校種での演習で、様々な発達段階の子どもたちを見据えながら、まずは自分たちが楽しんで演習をすることができた。

授業の感想・メモ

  • 講師の先生が、それぞれの視点でお話をしてくださった今回の講座は興味深く、あっという間の時間でした。
  • それぞれの時間で、活発な質問が出されるなど、受講者が前向きに参加したことが分かった。
  • 好奇心に直接訴えかけられた講義でよかった。

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