教員研修

JAXAと連携 理科観察、実験基礎研修講座

岡山県・岡山県総合教育センター

概要

全研修を通した趣旨

小学校、中学校、高等学校を通じた理科の基礎的な内容について理解を深め、科学技術の進展に対応した専門知識を習得するとともに、大学や研究機関、博物館などとの積極的な連携、協力による効果的な活用方法を学ぶことで、理科担当教員としての指導力の充実と資質の向上を図る。

対象

保育所、幼稚園、認定こども園、小、中、高等学校、中等教育学校、特別支援学校の教職員 11名

期間

平成29年6月30日

構成表

実施日
時間
形式
人数
内容
1
300分
講義
11名
生活の中で役立っている宇宙開発技術
見学
人と科学の未来館サイピア見学
演習
宇宙教育推進室の活動紹介・演習
協議
教育実践に向けての協議
講師:中本 善博(JAXA新事業促進部新事業課)、松原 理(JAXA宇宙教育センター)

『研修会記録シート』

実施日
6月30日
合計時間
300分
参加数
11名
時間配分
研修内容
受講者のようす・感想
研修の感想・メモ
講義
(90分)
「生活の中で役立っている宇宙開発技術」
遠い存在に感じがちな宇宙について生活の中で役立っている技術を具体的な事例を交えながら、わかりやすく講義をしてくださり、受講者は引き込まれ、あっという間に時間が過ぎました。
<受講者の感想>
・研究機関(JAXA)と企業との連携が大切であること。宇宙技術が身の回りにたくさんあることを再認識した。
・またJAXAなど先端科学に関わる人、機関との連携があるとうれしく思います。
見学
(60分)
人と科学の未来館サイピア見学
プラネタリウムの見学、サイエンスショーの鑑賞など、盛りだくさんの内容であり、サイピアの取り組みがよくわかる見学となりました。
講義・演習
(120分)
宇宙教育推進室の活動紹介
・宇宙教育推進室の紹介(HPの紹介等)
・宇宙食(カレー)の食べ比べ等
宇宙教育について、松原先生が具体的な事例も交えながらお話と、グループでの活動を取り入れた演習がとても効果的であり、受講者は活発に意見を交わしながら、宇宙教育に理解を深めている様子が伺えました。
<受講者の感想>
・宇宙というキーワードを取り入れることで、教材が魅力的になる事、そして、思っていたよりも身近なところに宇宙に関連するテーマは隠れていることに気がつきました。
・宇宙を利用した教育がこんなにも幅広いと考えたこともありませんでした。
・宇宙を教材として授業に取り入れていくためのヒントをたくさん学ぶことができました。
協議
(30分)
教育実践に向けての協議
(1)(2)のテーマについて協議を行い、学校現場での活用を視野に入れ、熱心な協議が行われました。
(1)どのように「宇宙」を授業に取り入れることができるか?
(2)子どもの現状と学習指導上の課題(外部連携を含む)

授業の感想・メモ

  • 連携事業を始めて数年たちますが、毎年JAXAの方の宇宙に対するおもいを込めたお話と演習によって、受講者の方は宇宙に対して理解を深めています。特に、今年は宇宙を教えるのではなく、宇宙で教育をするという日々の授業づくりにもつながる話があり、最後の協議においてもそれぞれ担当している教科等で何ができるかなど、活発な意見が出ました。受講者からは、是非来年度も実施してもらいたいという感想も見られ、今回の研修が充実したものになったと考えています。大変ありがとうございました。
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