教員研修
宇宙航空研究開発機構(JAXA)職員の訪問支援研修テーマ『宇宙教育』
神奈川県・相模原市教育委員会
概要
研修の趣旨
宇宙教育に関する教材に触れ、理科等の授業づくりにいかす。
対象
相模原市内小・中学校職員 35名
実施日
2018年7月25日
研修内容詳細
時間配分 | 研修内容 | 受講者の様子・感想 |
---|---|---|
講義 (30分) |
○講義「宇宙教育について」 ・教科としての宇宙教育 ・教育手法としての宇宙教育 等 |
○理科だけでなく、教育手法としての宇宙教育について、視野を広げ、理解を深めることができた。 |
実習 (30分) |
○実習「パズルコミュニケーション」 ・的確な指示を出す演習 |
○普段教室での指示を見直す機会になった。 |
講義 実習 (60分) |
○講義・実習「宇宙教材紹介」 ・うすいビニール素材を使った傘袋ロケット ・地球の砂・月の砂の違い ・教科への応用(家庭科) ・「ダジックアース」等 |
○宇宙服の値段高さに驚いた~宇宙空間で生命を守るために必要なことに気付いた。 ○家庭科の学習などで、宇宙食について扱うのもおもしろい。 ○「ダジックアース」での衛星画像等は、宇宙の学習だけでなく、気象の学習にも活用できる。 |
講師:松原 理(JAXA宇宙教育センター)
研修の感想・留意点等
- 「宇宙」についての学習というと、理科学習のイメージが強かったが、「宇宙教育」は「宇宙」をきっかけにした幅広い学習であることがわかり、本校職員にとって、教育活動の視野を広げる機会になった。
科学技術は日進月歩で進んでいることもわかり、これからの時代を生きる子どもたちにとって、大切な要素がたくさんつまった、魅力溢れる教育になると感じた。 - 本校は、JAXAと近い地域であることもあり、連携をとらせてもらいながら、子どもたちにとって質の高い教育活動を展開していきたい。