教員研修
夏季教職員研修会テーマ『宇宙科学を授業に生かそう』
愛知県・小牧市教育委員会 小牧市教職員研修委員会
概要
研修の趣旨
JAXA宇宙教育センターのプログラムを体験してみよう。
科学への興味関心を高める授業づくり、活動から学ぶ授業づくりについて考えよう。
対象
小中学校教員 67名
実施日
2018年8月9日
研修内容詳細
時間配分 | 研修内容 | 受講者の様子・感想 |
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講義 | JAXA宇宙教育センターの 活動紹介 |
・宇宙という資材、資源の用途が無限であることが分かった。 ・授業で活用できそうなホームページの情報はさっそく天体の学習で使ってみようと思いました。 ・宇宙というと低学年には難しいと思っていたが、低学年でもできることがあるのだと知り、授業や学活などでできるといいと思う。 ・宇宙教育というと、とても難しいものという感じがしますが、今回の研修に参加してそうした概念が変わりました。 ・宇宙で学ぶということがよく分かりました。これからも子どもたちに視野や可能性を広げてあげられるような授業をしていきたい。 |
実習 (70分) |
コミュニケーションスキルを身につける | ・コミュニケーショントレーニングでは、大人同士でも正確に情報を伝えることが難しいことを体験し、子どもたちには正確に伝わっていなかったかもしれないと感じた。 短く、正確に伝えることを意識したいと思った。 ・分かりやすく正確に話すことの大変さ、大切さを改めて感じた。 図形を説明するのはとても難しかった。 ・言語(ことば)というコミュニケーションツールのあいまいさ、あやうさを体感することで、その使い方の大切さを改めて感じられた。 |
実習 (30分) |
かさ袋ロケットづくり | ・班の人と話したり、他の人の作品を見たりしながらつくるのはとても楽しい。子どもたちの、主体的・対話的な学びへとつなげることができるのではないかと思った。 ・身近な材料で取り組めるのでやってみます。試行錯誤したり、グループで協力したり、学べることが多い学習でした。 ・自ら考え、自ら行動する楽しさを改めて感じたので、子どもたちにも行っていけたらいいと思った。非常に多くの学びを得ることができた。 |
講師:谷口 大祐(JAXA宇宙教育センター)
研修の感想・留意点等
- 宇宙という題材でどのように授業へ活用するのかと思っていたのだが、多くの教材を紹介していただけたり、導入教材などの資料で実践しやすくしていただいてあったりと、とても興味深く取り組むことができた。実際に体験型の講座を受け、生徒たちにも実施したいと思った。
- 宇宙教育と聞くと、科学や生物、物理学の分野の教育になるのだろうと考えていましたが、宇宙教育の様々な題材を用いて、広い分野の学習指導ができそうだと感じました。
- 学校・学級でも実際に活用できる体験ができたことで有意義な時間を過ごせた。
- 宇宙を通して他のことを学ぶことの面白さをとても感じた。
- すぐに使える教材で楽しかった。宇宙を教材にして授業を行うことに興味を持ちました。今の子どもたちが、夢や希望やロマンを感じる授業にチャレンジしたいと思える研修でした。
- 宇宙開発がどのように進んでいるのかも知りたい。