教員研修

教育課題研修①テーマ『宇宙教育という考え方について』

神奈川県・横浜市教育委員会事務局

概要

研修の趣旨

今日的な教育課題をとらえ、社会情勢・本市の重点施策・喫緊の教育課題を取り上げ、教育者としての豊かな人間性、使命感等を育み、専門職としての資質・能力の向上を図る。

対象

小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の全教員のうち希望者 57名

実施日

2020年12月14日

研修内容詳細

時間配分 研修内容 受講者の様子・感想
講義前 ・事前アンケート
講義
(90分)
・研修開始
・研修の目的 講師の紹介
・講義「宇宙教育という考え方について」
・学級経営に生かせる内容で、とても勉強になりました。これまでグループワークトレーニングなど子どもたちのコミュニケーション力を高める活動を取り入れてきましたが、研修後、宇宙教育を学んできたことを伝えるとこれまで以上に子どもたちの目が輝きました。 自己理解、他者理解についてや人生を輝かせるために大事な3つの心、集団とチームとの違いなどどれも私の心を掴む内容でした。 それは子どもたちにとっても同じだと感じました。いつか講師の方の授業を子どもたちと受けてみたいと思いました。

・大変分かりやすい話の展開やビジュアルなコンテンツの提示があって、とても楽しく、勉強になりました。
まとめ
(15分)
・まとめ
・振り返り

講師:野村 健太(JAXA宇宙教育センター)

研修の感想・留意点等

  • ・「宇宙を教える」ではなく、「宇宙で教える」と理解するというお話をされた。つまり、宇宙教育を一つの手法とし、様々な資質・能力を育成するということである。宇宙という切り口から、資質・能力を育むことができるのかという疑問を抱いたが、その後のワークショップでコミュニケーション能力を育む活動を行ったように、それが可能であることが理解できた。

    ・宇宙教育についての話を聞いたり、グループワークをしたりすることを通して、今、子ども達に必要な資質能力をあらためて考えなおすことができた。

    ・6月相模原キャンパスで開催予定だったのが、緊急自他宣言が発令されたため開催できず、場所と日時を変更して行った。研修当日は「はやぶさ2」帰還の報道も出ていたため、講師から具体的な説明もしていただき受講者はとても興味をもって話を聞いていた。聴くだけではなくワークショップも行っていただいたので、内容も深まったと思う。来年度もコロナの状況がどうなっているか分からないが、できれば相模原キャンパスで研修を行いたいと考えている。今年度は臨機応変に対応していただきとてもありがたかった。
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