教員向け研修
SSTA 関東甲越 クロス研修テーマ『「科学が好きな子どもを育てる」理科教育の創造』
神奈川県・SSTA 神奈川支部
概要
研修の趣旨
相模原、横浜、山梨の小学校教諭が集まり、「科学が好きな子どもを育てる」理科教育について、考えを共有し、深める。今回はJAXA宇宙教育センターとの授業連携について、実践例を聞いたり、実際に授業案を考えたりする中で、宇宙教育や学校と地域とが連携しながら子どもの資質能力を高めていく地域教育力の活用について考えを深める。
対象
SSTA神奈川・横浜・山梨支部 30名
実施日
2021年8月1日
研修内容詳細
時間配分 | 研修内容 | 受講者の様子・感想 |
---|---|---|
講義 (30分) |
・オンライン研修について ・JAXAについて ・宇宙についての簡単なクイズ |
研修のはじめにZOOMの使い方をしっかり伝えていただけたので、安心して受講できた。また、進行もスムーズになった。 |
講義 (20分) |
今の教育と宇宙教育 ・宇宙教育とは ・宇宙教育の目的 ・社会の変化 ・宇宙の変化 ・指導要領で言われる資質能力と宇宙教育の親和性 |
学習指導要領の目指す資質能力とJAXAが考える宇宙教育との親和性について分かりやすく説明いただけた。 |
実習 (45分) |
宇宙教育を体験しよう ・コミュニケーション力をきたえよう ・3人組に分かれてコミュニケーションパズル体験 連携授業の実践例紹介 ・小学校 ・高等学校 ・幼児教育 |
オンラインという特性をいかしたコミュニケーションパズルは参加者も意欲的に取り組んでいた。楽しさの中に、言葉の大切さや視覚の重要性、色々な人と協力して何かを作ることの喜びなど、色々な意図が感じられた。 |
実習 (45分) |
授業案づくり ・「宇宙で何を教えるか」という視点で、授業案を考える。 ・個人で考えた指導案をグループ内で共有。 |
宇宙という教材を使って、「何を教えるか」という視点で、一人一人が授業案を考えた。教科についても縛りなく考えられたことで、多様な授業案を共有できた。Googleのクラウドを通じで後から30人分の指導案が確認できるのは嬉しい。 |
講師:野村 健太(JAXA宇宙教育センター)
研修の感想・留意点等
- オンライン研修ということで、運営側もZOOMの扱い方に不安を感じていたが、JAXAの研修担当者が全てマネジメントしてくれたので、とても助かりました。 研修内容はもちろん、オンライン研修の運営という側面でも大変勉強になりました。ありがとうございました。