教員向け研修

令和４年度　専門性向上研修　理科【Ⅲ】（小・中・高・特）テーマ『ＪＡＸＡで学ぼう－宇宙開発を通した理科教育の推進－』

東京都・東京都教育委員会

概要

理科の学習指導の改善に必要な専門的な知識及び技能の習得を図るとともに、外部機関と連携して科学の面白さや有用性を教員や児童・生徒へ伝えたり、研修会の企画力を高めたりする等、校内・地域で理科教育を推進する力を高める。

小学校、中学校、高等学校、及び特別支援学校の教員　50名

2022年8月22日

時間配分	研修内容	受講者の様子・感想
講義 (60分)	学校教育と宇宙教育 JAXAの概要、事業・施設紹介、日常生活と宇宙事業との関わり	投影資料を見ながら講師の講義を聞き、内容を深めていた。
実習 (30分)	宇宙教育を体験しよう -コミュニケーション力をきたえよう- 宇宙教育を1つの手法として資質・能力を育成する社会の変化（Society5.0）に応じた教育の必要性コミュニケーション力をきたえようパズルを用いたグループワーク	日常と大きく異なる宇宙での生活においては、コミュニケーション能力が極めて重要であることを学んでいた。
講義 (30分)	実践例の紹介小学校及び中学校「月と太陽」、中学校「台風の進路」等	実践例を基に、受講者自身の校種に置き換えて活用方法を探っていた。
実習 (60分)	宇宙で授業を考えよう宇宙に関する授業構築（ワークシートによる演習）グループ、全体での共有	ワークシートを基に、グループ共有、全体共有を積極的に行っていた。

講師：高村　苑実（JAXA宇宙教育センター）

受講者から、会場がJAXAから当センターに変更となり残念、との声が多数あったが、多彩な研修内容を御用意いただいたことで、本研修のねらいである「理科教育の充実に向け、外部機関と連携して、研修成果等を学校・地域に普及・還元する力を高める。」を達成できた。本研修で得た学びを、受講者が各所属等で還元することが期待できる研修であった。