教員向け研修

群馬ならではの宇宙教育の推進に向けた
研修会(オンライン開催)テーマ『宇宙を素材とした教育(宇宙教育)について、
県内指導主事・社会教育主事等が共通理解を図る』

群馬県・群馬県教育委員会

概要

研修の趣旨

宇宙を素材とした教育(宇宙教育)について知り、JAXA宇宙教育センターと連携した新たな教員研修の在り方を探る。

対象

県内指導主事・社会教育主事等 42名

実施日

2022年9月6日

研修内容詳細

時間配分 研修内容 受講者の様子・感想
講義
(質疑応答含め50分)
  • JAXA宇宙教育センターについて(20分)
  •  (活動理念、学習指導要領と宇宙教育との関係等)
  • 学校現場における宇宙教育実践例の紹介(20分)
  • 質疑応答
  • 同じ学習内容であっても、宇宙の視点からみるとより魅力的になるものもある。
  • 宇宙で学ぶというコンセプトで、学校現場で使いやすい教材の提案がたくさんある点が素晴らしい。
  • 未知の領域が多い「宇宙」をテーマにすることは、子供たちの科学的な探究心を高められると思う。また、実際にアルテミス計画や火星移住計画など興味深いプロジェクトが進んでいることも、興味深い。
講義及びグループワーク
(質疑応答含め50分)
  • 教材体験と活用方法の考察(40分)
    (ブレイクアウトルームでの参加者同士の簡単なグループワーク、意見交換)
  • 質疑応答
  • 宇宙という視点から自分達の生活や社会を捉えることができ、視野が広がったり、宇宙への関心が高まったりする点に良さがあると思う。
  • 教科横断的な学びが推進できる。ものづくりなど体験を通した学びができる。
  • JAXAのような機関が関わっていただけると教員には無い発想や考え方を提示していただけ、質の高い授業づくりが期待できる。

講師:高村 苑実(JAXA宇宙教育センター)

研修の感想・留意点等

  • 宇宙に対する興味・関心を高めるだけでなく、各教科の指導として問題解決的な学習の過程の中で扱えるよう、宇宙に関わる事象の教材化を図ることが大切である。 理科だけに限定せず、各教科等において、宇宙に関する素材をどのように扱うとよいかを検討していく必要がある。
  • 関係機関の協力がないと、授業をする先生の負担増になり推進されていかない。宇宙教育の理念を理解してもらうにも時間と労力がかかる。 そのためにも、社会教育施設との連携の在り方、先生方が宇宙教育の必要性を感じられるようにする手段を構築することが急務である。
  • 今回は、県内指導主事及び社会教育主事を対象にご講義いただいたが、今後は、教員対象の研修会実施についても検討していきたい。
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