学生アルバイトインタビュー
JAXA宇宙教育センターがアルバイトを募集しました。
「新しい宇宙教育」を発信していく活動に一緒に挑戦をしてくれる大学生・大学院生の募集です。
勤務期間を終えたアルバイト1期生の声をもとに募集要項だけでは分からない宇宙教育センターアルバイトについて詳しくご紹介します。
文:土田里美
企画:武内 友希
アルバイト採用メッセージ
宇宙教育センターのいま
宇宙教育センターはこれまで「宇宙で学ぶ」工夫を凝らし、子供たちの心に火をつける学びの場を提供してきました。
そして新たに 「JAXAアカデミー」 を2022年8月からスタートさせました。
「JAXAアカデミー」はSTEM※1分野の数学や物理を扱いながら、「宇宙を学べる」新しいデジタル配信式の学習機会です。オンラインでの学びの機会を充実させ、インターネットさえ繋がれば誰もが学べる、世界基準の学習が持続的にできる、そんな新しい教育の発信に挑戦をしています。
※1 STEM分野:Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の4つの教育分野
宇宙教育センター長 北川 智子
アルバイト募集について
JAXAアカデミーを立ち上げるにあたり、対象である高校生に年齢が近い大学生・大学院生の力を借りることは、新しい挑戦の原動力になるのではないかと考え、アルバイト採用をスタートさせました。若い力や考え方、仲間を作って何かを成し遂げようとするエネルギーを発揮してもらえる場所にしたいと思っています。
第一期のアルバイト(2022年7月1日~8月31日)でいうと、「JAXAアカデミー」が新しいプロジェクトを0から作っていく挑戦的なタイミングでしたので、応募をしてくれた方には面接時から「募集要項の中で、どんなプロジェクトやってみたいですか」と意見を聞く形でスタートしました。提案してもらったプランを詳しく掘り下げて聞き、我々が目指している成果に近いヴィジョンを選びました。たくさんいいアイデアをいただいたのですが、その中でもJAXAアカデミー設立の理念に近いものにプライオリティをつけて、実現性があるものをやっていこう、と10人を採用しました。数学・物理の専門性や、高校・大学の教育分野の専門性などの基礎があって、主体的に動ける人。「こういうことがしたいです!」と言ってきてくれた方々を信じて採用をして、それぞれのバックグラウンドを活かしてみんなが力を発揮してくれました。
サポートや活動について
アルバイトのみなさんが業務に取り組む際は、宇宙教育センターのメンバーのガイダンスをつける、レビューをするなど、メンバーをはじめJAXA研究者・職員がサポートをしていきます。 また取り組む業務に合わせてJAXAの現状や考えを理解してもらえる機会への参加もつくります。関係のある会議やイベントへの参加、研究所で直接話を聞く機会などを通して、JAXAの仕事を体験してもらいたいと思っています。
オンライン勤務という勤務環境や、専門的な業務内容を担当する際は、不安なこともあると思います。安心して勤務ができるよう、実際に働いてくれた第一期生アルバイトの声も参考に、今後もサポートスタッフの体制を整えていくことや、相模原キャンパスでの勤務の機会を作ること、コラボレーション企画なども検討していきたいと思います。JAXAアカデミーだけではなく、このアルバイトの制度自体も挑戦的な取り組みにしていきたいと思っています。
最後に
宇宙教育センターのアルバイトは、新しいものを生み出してくれる力を持った方や、学生目線の声をくれる方など、それぞれの長所や能力を大事にする場所でありたいと考えています。 宇宙教育センターにとって何が必要か、どんな活動がプラスになるかに基づいて、毎回、違う形で、違う人たちが持ち寄ってくれる力を発揮してもらえるよう採用をしていきたいと思います。
募集業務例 ※2022年5月募集時の内容です
2022年5月26日募集開始のアルバイトでは、下記5つの項目に分けて補助業務をしていただく方を募集しました。
それぞれの業務は大学・大学院で専攻中の専門分野を生かしてもらえる内容です。
担当する項目を軸に、応募者それぞれのバックグラウンドや、興味・意欲に合わせた業務内容を決めていきました。
- 教材デジタル化
「インターネットさえあれば誰もが宇宙を学べる」教材づくり - 英語での教材づくり
「国際を視野に入れた学び」を提供するための教材づくり - 宇宙開発の歴史資料編纂
「JAXAの開発の歴史を知り、未来につなげていく学び」ができる教材づくり - 国際会議
「世界レベル・世界基準」を体験できる機会づくり - アウトリーチ
「新しい宇宙教育」を広めていくための教材のデザイン・制作物の進行
宇宙教育センターアルバイトをよく知るための3つのKEYWORD
- 主体的に取り組める
- 視点を増やす機会がある
- オンライン勤務
それぞれの持っている力を最大限発揮できる場所
JAXAの考え方や目標を理解するために、本物に触れる機会がある
「All JAPAN」 全国から参加をすることができる ※関西・九州・東北からの参加もありました!
忙しい学生生活との両立がしやすい
※勤務初日には、オンラインでの顔合わせをします
※期間中は、シフトを共有して業務に取り組んでいただきます
※相談や報告など定期的なコミュニケーションをとることで、オンラインでも安心して業務を行っていただけます
先輩アルバイトインタビュー ※所属・氏名・写真は本人の了承のもと掲載しています。
実際に2か月間働いてみたアルバイト1期生に応募のきっかけや、仕事内容、感想を教えていただきました。
梅谷 星菜さん
― 参加されたきっかけと仕事内容を教えてください。
―「教育が専門」という立場からの参加、業務の進行で大変だったことはありましたか?
― 感想を教えてください。
上住 昂生さん
― 参加されたきっかけを教えてください。
― どんな業務に取り組まれたのでしょうか。
― 印象に残ったことはありますか?感想と合わせて教えてください!
篠田 達也さん
― 担当した仕事内容を教えてください。
― 希望した業務を軸に、多くのプロジェクトに参加されていますね。
― 感想を教えてください。
武内 友希さん
― 参加されたきっかけと担当した仕事内容を教えてください。
―「進路に関する教材」をつくりたいと思ってから、実現まで、どんな挑戦だったのでしょうか。
― 印象にのこっていることはありますか?感想と合わせて教えてください!
Tさん
― どんな業務をされたのでしょうか?
― 多くの人に関わる業務ですが、オンライン勤務という働き方はいかがでしたか?
プラネタリーディフェンス国際徹底討論
― 感想を教えてください。
松枝 里奈さん
― 参加のきっかけと、仕事内容を教えてください。
― 大変だったことや難しかったことはありますか?
― 感想を教えてください。