宇宙を活用した教育実践例

Let`s observe is as a weather radar satellite.
宇宙からみた台風や雲の動き

神奈川県・横浜市立榎が丘小学校

  • 小学生
  • 学校教育

概要

学校・団体名 横浜市立榎が丘小学校
対象 第5学年
対象人数 28名
実施日 2022年6月下旬
タイトル Let`s observe is as a weather radar satellite. 宇宙からみた台風や雲の動き
活動内容

理科の学習で、台風と気象情報という単元があります。その学習の導入からまとめまでを自分たちの生活と結び付けて気象について学習した内容をまとめました。

 

体験宿泊学習に出かける前なのに・・・天気が不安な子どもたち週間天気予報では、まだ行く日(7/8~9)の情報が分からない・・・でも雨予報。なんと、台風が近づいている。

 

→台風4号進路を東によりに変えて長崎県に上陸。
7/5午前6時 台風4号は温帯低気圧に変化。
→ 7/5午前9時 台風ではなくなったけれど、雨量が多いので注意が必要。

 

といった困りごとを学習問題として取り上げて進めていきました。
AR地球儀をつかって、自分が気象衛星になったつもりで台風や雲の動きの大きな動きと細かい動きを観察しました。アメダスや天気図も衛星画像と見比べていくことも取り組んでいます。

使用した宇宙の素材・教材など 参考資料
  1. 気象庁:気象レーダー
  2. 気象庁のページ
  3. 鹿児島気象台:アメダスってなんだろう
参加者の様子・感想など

実際に動いている雲を見ることができてワクワクしている様子でした。雲の動きが分かり、台風が近づいてくる様子も分かり、今、動いているという臨場感が面白く感じたようです。また、録画動画も再生できたので、雲や台風がどこからきて今ここにあるのかも分かることで次の動きを友達と話し合って予想していました。(天気予報しているとは、気づかずというところが子供らしく一生懸命考えているのだろうと思えました。)

活動のご感想・ご要望など

  • 活動後も「もっと、やってみたい。」という積極的な子どもたちのつぶやきや感想が寄せられました。次時の単元の「雲と天気の変化」で応用できそうだと指導者側も実感しました。もっと、衛星データを活用したいと子どもたちからの感想がたくさん出てきました。地球全体の気温、海水温を調べていきたいというものや季節ごとの雲の動きをまとめたいというものの出て意欲的になったと感じました。

授業の様子

授業の様子1
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